軽井沢を想定して計画された、 木立の中の保養所・宿泊施設である。 宿泊室を木立の中に点在させ、全体をピロティで持ち上げることによって、 風や視線を通し、宿泊室は、周りの木々と共に、そよ風の中で揺れている。 ただ、そこにある木々のような宿泊施設である。 エントランス棟も宿泊室群と同様に、風や視線を遮らない。 ピロティで持ち上げられて、非日常である空間の入り口として柔らかい協会をつくり、 浅間山の長めを取り入れるために、緩やかな曲線を描いている