RED & GREEN HOUSE
雑木林の庭を取込む家
雑木林の庭の緑を取り込む、
おおらかでシンプルな空間を目指しながら、
無垢材の、素朴でインパクトの有る質感にこだわった住宅です。
階高は、筋交いが使用できる限界に近いH=3180として天井高さは約3m、
屋根は登梁を採用して気積の大きな内部空間としながらも、
地震力に対して2倍以上の壁量を確保しています。
シンプルな中にも質感を際立たせるため、家具や建具は敢えてラフな素材感の木材を使用。
また、外壁は施主様の大好きな、大陸の赤い土をイメージした、
赤いガルバリウム鋼板の縦ハゼ葺きと白いラスモルタルリシンのコンビネーション。
建具や家具も赤味のある木材を使用し、素朴な素材感の有るナチュラルモダンな空間となっています。
細部まで検討されているのは、空間デザインだけでなく、
建築の高い基本性能・耐震性能・断熱性能・設備のメンテナンス性など全てに渡ります。
外構は別途、外構事務所によって設計施工され、
個人邸でありながら、ベンチなど置かれ、近隣に開かれたオープンな作り。
今はまだ植栽も小さいですが、年月の経過と共に、
雑木林のようになることが目指されています。