■ CONCEPT 千葉県幕張でのビル改装計画。 既存用途を変更しない範囲で、居住形態を限りなく共同住宅に近いものに改装する計画である。 元はシンプルな箱であった建物に、既存を再利用しつつ、 新しい要素を加えていく作業が行われた。 力を入れる部分を絞り込み、既存のまま存続する部分との調和をはかるため、 エントランスから居室に至る動線を一つの流れととらえ、 その道筋を強調しつつ、キーとなる素材として木を使うことで、 新旧の要素が違和感無く連続するようデザインを行った。